朝寝して宵寝するまで昼寝して時々起きて居眠りをする
xyzzyをはじめて使ったのがいつかは正確に覚えていないけれど、2002年ぐらいのことだったと記憶しています。
このサイトにもxyzzyのカテゴリがあるほど好きなエディタです
ただ、最初の著者の亀井哲弥氏が開発を止め、有志によるバージョンも2014年が最新版ということで、いつまで使い続けられるのか、という問題が浮上してきました。
基本的に仕事で書いているのはRuby、HTML、CSS、JavaScriptですが、hamlやPythonなど、違う言語を書く機会も時々あります。
xyzzyがデフォルトで扱える言語はそれほど多くなく、大抵は拡張を入れることになります。また、hamlなどはそもそも拡張が見つかりませんでした。
最初に移行したのが、ソースコードを書くエディタでした。SublimeTextを使っていた時代もあったのですが、起動の速さ、検索の軽さ、拡張の多さとインストールの簡単さから、ソースコードはVSCodeで書くようになりました。
一時的に書く仕事などでのテキストファイル。これはEmEditor Freeに移行しました。これは特に移行コストなどはありませんでした。
EmEditorはとてもバランスのとれているエディタで、Free版を公開してくださっていることには本当に感謝です。
一番移行に悩んだのは、howmです。
これはメモツールで、その日にやることを全部書きだしてTODOを管理するという使い方がメインです。それ以外にも重いついたメモなどをぽいぽいいれておき、必要があったら全文検索してデータを探す、という使い方をしていました。
データの実体はただのテキストファイルなので、最初はテキストファイルベースのメモツールを探していたのですが、最終的にBoost Note にしました。
このあたりが決め手でした。なお、データはテキストファイルではないので、従来のhowmのデータは特に移行していません。
VSCodeの開発元はマイクロソフトなので、今後の継続的な開発が予想されます。また、EmEditorも長い間定期的にバージョンアップされているため、開発終了はしばらくの間ないでしょう。
BoostNoteについては開発がいつまで続くか未知数な部分もありますが、オープンソースであることから今後に期待して使っていきたいと思います。
従来xyzzy 1つで事足りていたソフトが3つに増えてしまいましたが、今の所特に不自由は感じていないので、しばらくはこの環境で使っていこうと思います。
また、アンインストールしたわけではないので、相変わらず亀のアイコンはデスクトップに残っています。