朝寝して宵寝するまで昼寝して時々起きて居眠りをする
「たそがれる、というのは、この辺の習慣か何かですか?」
「そんなたいしたものじゃありませんよ。癖みたいなもの」。
「めがね」—— なにが自由か、知っている。
ゆったりとした、ゆるやかな時間が流れる空間。そこに集う人々。そういうやさしいものたちを描いた映画「めがね」を観てきました。
映画についてはほとんど予備知識なく行ったのですが、こころが休まるのにとてもよい映画でした。格段にドラマティックなストーリーがあるというわけではなく、むしろそのほとんどが観客を置き去りにしたままストーリーはすすんでしまうのですが、映画館という非日常の空間で見ることができて良かったです。
それにしてもごはんがとてもおいしそうな映画でした。すぐあとに昼食のスケジュールを決めておいて良かった…。
主役の小林聡美はもちろんですが、(私が好きな加瀬亮もとても良かったのはおいといて)、もたいまさこさんがすごく素敵なキャラクターで、私もカキ氷を食べたり、朝起こされたり、メルシー体操したり、朝ごはんや夕ご飯を一緒に食べたり、あの空間の中に飛び込んでいきたい、と本当に心のそこから思いました。
銀座テアトルシネマの初回9:30という、私としてはありえないぐらい早い時間の回に行ったのですが、それでも会場はほぼ埋まっていて、次の回に至ってはチケットがとれるかわかりません、と言われているほどの混みようでした。(劇場がそれほどおおきくないというのもありますが…)
これから観る人は注意が必要です。
この映画を観て思い出した本が数冊ありました。
見事に食べ物の本ばかりですが、
『それからはスープのことばかり考えて暮らした』は小説。料理に関するエッセイが『巴里の空の下オムレツのにおいは流れる』。『サルビア給食室だより』は料理のレシピ本です。
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