朝寝して宵寝するまで昼寝して時々起きて居眠りをする
直木賞受賞作品で面白そうだったので東野圭吾の『容疑者Xの献身』を読了。ものすごいすわりのわるいヘンなタイトルだな~、と思っていたのですが、読んだらなるほどこのタイトルにしちゃうかも、と納得でした。でももうちょっと良い案はなかったのかなぁ。
それにしてもこの献身は哀しい。誰もむくわれることのない悲痛な献身なのです。読後感はだからあまり良いとは言いがたいのでした。
容疑者が尽くした理由もいまいちスッキリしないのですが、純愛カテゴリに入っていても違和感のないピュアな主人公だったので、思春期つっぱしり型犯罪ということにしておきたいと思います。
あんまり考えてもモヤモヤするだけなので、適当なところで打ち切りで。
すっきりはしてませんが、ミステリとしては文句なしに面白い作品でした。東野圭吾すごいなぁ。
読む本に困ってなんとはなしに『捨てる!技術』を買ってしまいました。
ぱらぱらと読み始めて強面な文章を書く人だなぁ、と思ったけれど、30代前半和服の未亡人、みたいな文章で捨てる方法について語られても困るのできっと内容にあわせた文体でつづっているだけなんだろう。
タイトルにエクスクラメーションマークはいっちゃってるしね。
内容については特に目新しいところもなかったのですが、もしかしたらそれはこの人の『捨てる技術に関する教え』が人口に膾炙して知らず知らずのうちに洗脳されているからそう思うだけなのかも、という事実に思い当たりました。
……というか、そこまでおおげさなことはないとしても、2ch の『汚部屋から脱出したい』スレなんかをぼちぼち読んでいるうちに、間接的にこの本の内容についての知識を得てしまったような気がします。
そう考えるとやはり影響力はすごい。
そしてこの本はもう学ぶところもなさそうなので捨てられます。
個人的には『捨てる!技術』よりも役立つと思う、『汚部屋から脱出したい』スレッドのまとめサイトはこのへんに
電車で読む本を買おうと思って本屋に入ったら『ダ・ヴィンチ・コード』が文庫になっていたので読んでみました。上中下巻の3分冊です。
読んでみると映画化したくなる気持ちがとてもよくわかります。小説自体がとても映画っぽい。ハリウッドの。私は俳優や監督にあまり詳しくないのですが、詳しい人ならきっとマイキャスティングがあったりマイ日本語版吹き替え声優がいたりマイ監督がいたり…とにかくイメージにあてはめてしまいそう。そんなテイストの小説でした。
ストーリーは要は宝探しなのですが、一貫して暗い話です。暗いというのは話が暗いというのではなくて、画面が暗い、場面が暗い。間接照明がうまく使われていて、それが一番映画っぽい印象を受けた理由かもしれません。
読んでいる最中はずっと脳内上映中です。映画を観るとしたら、それは確認というか比較というか、そういう行為になりそうな予感がします。
ところで私はダ・ヴィンチがわりあいと好きで、多分この話も『ダ・ヴィンチ・コード』というタイトルじゃなかったら買わなかったかもしれないと思うのですが、ダヴィンチ露出少なめです。控えめです。たしかにキーパーソンなのですが、主役級とは言いがたい。
というわけでタイトルは『ジャック・ソニエール・コード』とするのが良いのではないでしょうか。
今の部屋に引っ越してきてそろそろ1年にもなろうというのに、部屋の隅にずーーっとつまれっぱなしのダンボールがあって、その中に何が入っていたかというと中身が全部本(含マンガ)だったので、決心してようやく本棚を買いました。
買ったのは腰ぐらいの高さのちいさな本棚で、商品名は「スリム収納ワゴン(可動棚タイプ)ロータイプ6段」。 キャスターというか車輪がついていてごろごろできるのを3つ買って並べて置きました。
こういうゴロゴロがついているすきま収納用本棚は、背の高いやつはあちこちで見かけるのですが、低いのがあまり売っていない。ネットでいろいろ探してみたけど、見つけたのはこれともうひとつ棚が固定されるタイプだけでした。
安かったのと専用のボックスがあったのとで棚が固定されるタイプを買おうと思っていたのですが、
というポイントが決め手になりました。
文庫本だけ、コミックサイズのコミックだけ、というのだったら棚固定タイプでも十分だったかも。
届いた本棚を組み立てて、本棚に納まっていなかった本を全部入れてもまだ棚2~3段は余裕があります。
ここから溢れるようになったら、そのときは本の処分時かなぁ。
毎月家賃振込みのたびに 300円払うのがいやなので、月5回までなら振込無料という新生銀行に口座を開こうかと思っていたら、既に申し込みをしている人を発見しました。
Going My Way 郵便局やセブンイレブンでの入出金や他の銀行への振込みが無料の新生銀行の口座を開設
http://kengo.preston-net.com/archives/002477.shtml
新生銀行のメリットはまとめてみるとこんな感じです。引き出し手数料が都内ならかなりの確率で無料になるので、おこづかい用の口座にするのもいいかも。
難点は…セキュリティがなんとなく甘そうなところと(今時 URL ウィンドウを隠しちゃうのはどうだろう)郵送での口座開設がめんどくさいという点でしょうか。
あと給与振り込まれ口座からいちいちお金を移動しないといけないのも面倒といえば面倒(うちは銀行が変えられないので。
個人的にはカードフェイスがシンプルでカラーが32色から選べるというどうでもいいポイントにひかれます。
新生銀行についての情報はこのへんも詳しい。
nagaton --diary devnull - SQLとかをStringリテラルにするショボいlisp を見たら VB には適用できそうになかったので、VB 用に改造してみました。
自動判別してトグルするようにしています。
汎用性の低そうな tips です。
select sysdate from dual;
strSQL = strSQL & vbCrLf & "select sysdate from dual;"
(defun toggle-str-exp (from to) "SQL を String にしたり戻したり" (interactive "*r") (let ((name "strSQL")) ;; 変数名 (save-excursion (save-restriction (narrow-to-region from to) (untabify from to) (goto-char (point-min)) (if (and (scan-buffer (concat "\\\"\\|\\(" name " += +" name " +& +\\(vbCrLf\\|vbCr\\|vbLf\\) +& +\\)") :regexp t :case-fold t) (goto-char (point-min))) (replace-buffer (concat "\\\"\\|\\(" name " += +" name " +& +\\(vbCrLf\\|vbCr\\|vbLf\\) +& +\\)") "" :regexp t :case-fold t)) (replace-buffer "\\(.+\\)$" (concat name " = " name " & vbCrLf & \\\"\\1\\\"") :regexp t :case-fold t) )))) (defun toggle-str-exp-all () (interactive) (toggle-str-exp (point-min) (point-max))) ; (global-set-key #\C-\5 'toggle-str-exp-all)
xyzzy の拡張 Lisp、 psearch がものすごい便利です。
psearch の p はポップアップの p で、適当な単語の上で Ctrl + ] を押すと、バッファ内を検索してポップアップ表示してくれる、という機能なのですが、この変数はどこでつかっているんだろう? なんていうときにものすごく役に立ちます。
あらわれたポップアップリストを使って該当箇所に移動することもできるし、そこからまた戻ってくることももちろん可能(Ctrl + Alt + ])。
検索結果を行単位で表示してくれるので、検索で移動したい場合にはかなりの威力を発揮します。
psearch 機能を インクリメンタルサーチでも使えるようにしておくと、さらに便利。
ネットインストーラーからインストールできます。もしくは深江さんのページから。
ポップアップ表示だと一瞬で消えてしまいますが、ダイアログで表示できる「検索結果をダイアログボックスで表示する」もあわせてオススメです。こっちはダイアログなので dsearch と言うみたい。
蒲田で日本フィルハーモニーのクラシック・オン・シネマを聞いてきました。映画音楽中心の演奏会で、オペラ座の怪人をやるというので平日夜にもかかわらずチケットをとったのです。
映画音楽だというので少しは知っている曲があるだろうと思っていたのですが、8割がたが知らない曲でした。知っていたのは『サウンドオブミュージック』ぐらい。でもサウンド・オブ・ミュージックというと私が思い浮かべるのは主人公の元修道女、マリアが『ドレミの歌』のメロディを歌っているシーンなので、こんな曲…あったっけ? でもそういえばあったかもしれないなー、という程度の認識。
あと「ウィリアム・テル序曲」は途中から知ってました。昔運動会で延々リピートしていたので。
クラシックのコンサートなんて久しぶりすぎて勝手が良くわからなかったのですが、席のランクをもうひとつあげておけばよかったな~、と少し後悔しました。演劇じゃないから遠くてもいいだろうと思い込んでたのですが、生音なのでやっぱり遠いと迫力が物足りない…。
肝心の『オペラ座の怪人』は『序曲』『Think Of Me』『All I Ask You』が演奏されたのですが、『Think Of Me』はなんだか歌と演奏がいまいちあっていなかったような印象を受けました…ものすごい素人なので私の耳がおかしいだけかもしれません。
『序曲』を本物のパイプオルガンで聴きたかったなぁ~。