朝寝して宵寝するまで昼寝して時々起きて居眠りをする
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実家からの帰り道、新幹線のなかで他にすることもなくBloglines Mobileをチェックしていたら植田正治の展覧会が恵比寿でやっているということで寄っていくことにしました。
植田正治は写真家。亡くなったのは少し前。鳥取砂丘や自分の家族なんかをモチーフにしつつ、ものすごくモダンな写真を撮っている…という断片的な情報をなぜ持っているかというと、鷲田清一氏の著書のうちの1冊が彼との共著だったからです。
入場料金は大人500円。点数もそれほど多くはありませんでした。展示ホール2部屋分。
物足りないと言えば少し物足りない感じです。もう少し…砂丘モードシリーズなんかを見たかったなぁ。
この人の写真を見るといつも「被写体と写真家の関係」について考えてしまいます。写真家はなにを、どういうふうに指示したのか。あるいはしなかったのか。この写真は偶然撮られたものなのか……それとも綿密な計算のもとに取られたのか…それがさっぱりわからない写真がとても多いのです。
これが絵画だったら、おそらくそれは「そうなるように配置」されたというだけのことだと思うのですが、なまじ写真であるために、この人物のこの表情をどうやって撮ることができたのだろう、ととても不思議に思います。
たぶん、よられた写真の背景にはその何十倍とも何百倍ともしれない写真があるのではないでしょうか……他の写真家がそうしている以上に。
そうして、奇跡のような一瞬の連続だけを差し出されるから、私はこの写真家に敬意を表してやまないのではないかと、今はそう思っています。
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