朝寝して宵寝するまで昼寝して時々起きて居眠りをする
以前、劇団四季のCATSを観たときに
ミュージカルといっても、演劇系のストーリーのあるものを期待していくとおそらくがっかりすると思います
という感想を書いたことがあるのですが、Wikipedia のミュージカルの項目をを見ていたら CATS はストーリーがないミュージカルの代表、ということがちゃんと載っていました。
全編を通じて一貫したストーリーが進行するブックミュージカルと、ストーリーが無いブックレスミュージカル(またはコンセプトミュージカル)がある。ブックレスミュージカルの代表例としては『CATS』や『コーラスライン』が挙げられる。
ミュージカル - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%82%AB%E3%83%AB
「ブックミュージカル」「ブックレスミュージカル」という言葉をここではじめて知りました。
私は映画や演劇や本を見るときにできるだけ「そのものに関する情報」をシャットアウトしたいと思うほうなので CATS を観にいったときも「猫が出てくるミュージカル」というぐらいの本当にアバウトな基礎知識で行きました。というのは、他の人の具体的な感想や鑑賞のポイントをあんまり頭に入れてしまうと、ついそれを確認しがちになってしまいやすいし、なるべく先入観の少ない状態で観たいと思っているので。
そうはいっても「CATS はブックレスミュージカル」というのは私にとってけっこうクリティカルな情報だったので知ってから行っていれば良かったと思います。事前情報の匙加減というのもなかなか難しいところがあるかもしれません。
でも、同じく Wikipedia の CATS の項目を見ても「CATS はブックレスミュージカル」という情報は載っていないんですよね。ミュージカルファンにとってこの情報はあたりまえすぎる情報なのか、それともブックミュージカルもブックレスミュージカルもほとんど同列に扱えるのか、「原案は詩集」というあたりでそれを察することができるのか…ちょっと不思議です。