朝寝して宵寝するまで昼寝して時々起きて居眠りをする
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二年ぐらい前に買ってずっと寝かせていた本を読みました。『雅楽──僕の好奇心』という雅楽の優しい入門書です。作者の東儀秀樹はもともと宮内庁式部職楽部というところにいた人で、皇室関係の儀式や国の行事などで演奏する仕事をしていたという。今はそこをやめてフリーの演奏家としてコンサートを開いたりCDを出したりしているそうです。
内容としては楽器、曲、舞、演奏技法など雅楽の紹介がメインなのですが、作者の変わった生い立ち(帰国子女から宮内庁楽部へ、宮内庁では問題児だった、など)や生き方、価値観などがちりばめられています。
すべての物に波動があるのも、すべての物にパワーがあるのもあたりまえで、わかっている。でも、どんなにすぐれた物の力があっても、人が生きるために必要な力としては、人間の内部の気、あるいは願望とか、欲とか、わくわく感とか、それに勝るものはないと思う。
レコードショップでは「ヒーリング」「癒し」といったコーナーに並んでいることが多い氏のCDですが、本人は自分のCDがそういったジャンルではないと思っているそうです。
人によってはパンクだろうとハードロックだろうと、“こいつは気持ちいい”と感じればそれがヒーリングなのである。
雅楽という音楽に興味を持っている人には良い本だと思います。エッセイというよりは入門書よりなので東儀秀樹という作者名で買った私としてはちょっと予想が外れました。
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